人手不足、マンネリ化…レク実施に悩みを抱える介護施設でクラフトキットが役に立った話
こんにちは。株式会社さくらほりきり 営業チームのこいずみです。
介護施設や老人クラブ、医療福祉など様々な法人様に弊社クラフトキットをご利用いただけるよう日々提案をしております。
今日は、介護施設でクラフトキットが役立ったお話をしたいと思います。
介護施設の本音
介護施設の多くはスタッフの皆さまが日々の生活のスケジュール、食事、レク、イベント行事などを毎週考えているそうです。
日々お話を伺う中で見えてきた本音は、
・人手が足りていない中で行事の準備は大変。日々の業務をやりながら準備は厳しく、残業や休日返上が多い。
・毎回何をやっていいのか正直わからない。そのため同じことの繰り返しでマンネリ化している。
・前任者の引継ぎがないのと元々手作りが苦手なのでレク自体休止している。
・ご入居者さま、ご家族から「子供っぽいものをやりたくない、やらせないでほしい」との要望が多い。
「要望に応えてあげたい、しかし現実は厳しい…」そんな板挟みになってしまっている皆さまのお話を聞きます。
さらに、「みんなで楽しめる創作活動」でできるものがない
これを現場の皆さまから伺うことが、本当に多いです。
職員向けの研修で変わった意識
東京都内のある施設からレクについて相談がありました。
初めは展示会でレクのご担当者様とお会いし、現場での悩み、入居者様を喜ばせるにはどうしたら良くなるのかなどについて、たくさんのご相談を受け提案もさせていただきました。そしてその場でお試しキットを体験して帰られました。
その後、上司の方を連れてご来店。お店で商品の種類や本格素材を見て触ってとても感動されていました。何点か購入し、はじめは少数の入居者様と創作を楽しみ、完成した作品を玄関先や食堂に飾ったところ他の入居者様から
「これ可愛い。私でもできるの?」「素敵ね。こんな作品がお部屋に飾れたらいいな」などと反響が大きかったそうです。
そして、上司の方からクラフトキットのクラブ活動を本格的に行っていきたい。それにあたって他の職員にも体験させ、現場での体験に活かしたいとのお話を頂き、職員向けの研修を行うことにしました。
職員の研修では男女様々な年齢層の方に集まっていただきました。クラフトキットが初めての方や久しぶりの方など様々でした。
今回研修で行ったのがシールちぎりあ~とです。
なぜ、シールちぎりあ~となのか。その理由は道具を使わずにすぐに始められることと、はみ出してもきちんと完成させることができる…失敗することがないということを伝えたかったためです。
開始早々、シールをちぎりながら貼っていると
【このシールはマスキングテープみたいに切りやすい】
【重ねると色が濃くなった】
【はみ出したけど本当に大丈夫かな】
【貼っているだけだけど本当に完成するのかな】
と様々な声が聞こえてきました。
作品作りの終盤に最後の種明かしをすると皆さまと驚き、歓声が上がりました。
シールちぎりあーとはいつもここで歓声があがるので、私も好きな商品です。
各々の担当している入居者様のことを考えては
【これなら手先動かしてみんなで楽しくできる】
【あの人ならお花が好きだからこの絵なら参加しそう】
【このフロアは道具とか使える人が多いから他の作品も楽しめそう】
と前向きなお話がたくさん出てきました。
今まで考えてはみたものの準備や手間を考えると諦めてしまっていたことが、実際にキットを体験して「これならできる」という自信に変わったそうです。
ちなみに以前、片手麻痺のお客さまから弊社社員が教えていただいた、「片手でシールをちぎる方法」もお伝えし、好評でした。
入居者様にも職員にも良い効果が
研修後、各々の担当しているフロアで自信をもってやっているとの連絡を受けました。特に入居者様からは【すごく楽しい】【手先を普段使っていないことが分かった。】【すごく素敵な作品を作れた】など嬉しい声が上がっているとのことです。
そして、入居者様のそんな様子を見て、職員の方々も一緒にレクをするのが楽しい!と意欲的に取り組めるようになったそうです。
入居者様も職員の皆さまもどちらにも良い効果を生むことができたと、大変うれしく思います。
日々提案を行うなかで、こういったうれしいお話がどんどん増えています。
現在ご採用いただいている施設様は1万施設以上。
施設のレク活動で相談などあればいつでもお声がけください。
キット役に立つ話をお届けに参ります。