フランスからのお客様「お店あってヨカッタ!!デス。」
ご挨拶
みなさま、はじめまして。東京の店舗で店長をしています、ひろしです。
今年の1月から店長をさせて頂いております。店長生活も、もうすぐ8か月。接客は大好きなのですが、あまりの暑さに店内が”ガラ~ん”とした時間があったりと、次なる企画に頭を悩ませております。
暑いの苦手な自分は、なるべくクーラーの風が当たるところを探してお仕事しています。
文章を書くのは得意ではありませんが・・・
お客さまから頂戴したお話(感動の)や、
涙が出ちゃう話(大感動の)や
お叱りのお話(ないに越したことはない)のお話を皆様とシェア出来たら・・・と思っております。
なにぶん不慣れですが、お付き合いいただけましたら幸いです。
フランスのお客様
さて、今日は、お盆休みが開けて久しぶりの営業日。外に立つと頭がぼ~っとなる猛暑の中、たくさんのお客様で大賑わいです。本当にありがとうございます。そんな店内で、ひときは目立つイケメンの外国人男性。近づいてみると「完璧なニホンゴ」を話して、お店のスタッフさんに和紙の事を聞いている。見渡すと、同じようなお顔の男性(弟さん)と恰幅のいいお父さんと、ニコニコしているお母さんらしい人。フランスからご家族4人でご来店。(パリ オリンピック 日本の選手、大感動でしたね!!)
「いらっしゃいませ」と話しかけると、「きれいなニホンゴで、「こんにちは~」とご挨拶してくださいました。14年ぶりに来店されたとのこと。
イケメンお兄ちゃん曰く「この近くのフランスの学校に通っていたんです」と。
以前、フランス政府の直轄校 「リセ・フランコ・ジャポネ・ド東京」の中・高等学校が、当店から歩いてすぐの旧 柳北小学校にありました・・・。
今は、北区に移転したようです。
で、お兄ちゃん、その頃に、お母さんと当店に通っていたらしく、「僕の部屋も、弟の部屋もそしてリビングも、和紙の箱ばかりだよ!!!」と熱く語って下さいました。日本を離れて14年、お店があるか本当に心配だったと。「久しぶりだから、場所も覚えてなくて・・・」と、恐る恐るこの辺に来たそう。(Googleで調べて頂ければ・・・ですが)お店を発見した時は、大感動だったそうです。
お母さんは、和紙工芸「和タンス」用の和紙を選び、お父さんは、額に入れて壁に飾る総柄友禅和紙(18色の多色の手染めの和紙)を選び、
お兄ちゃんは、「きめこみパッチワーク」か、「天然木のさくらあーと」 か、迷っていて、弟さんは、ふ~っと店内を回遊している感じでした。
お兄ちゃんは、14年前の手作り体験の感動が忘れられなくてご来店。
本当に楽しそうでした。
店舗にご来店の海外の方にお話しを聞くと、初来店の方はわずかで、何年ぶり、何十年ぶりでの来店という方がほとんどです。
そんな海外の方がいつも話されるのが、作った時の感動エピソードです。
その時の作るよろこび、完成した感動体験が忘れられないと。
そんなお話をお聞きすると、「作るよろこび」ってすごいな~っといつも感動します。
海外旅行に行って、手作り体験をして、感動してもう一回いってみたいと訪問するって、すごいパワーいるんじゃないかって。
「自分には経験ないな~~経験したいな~海外行きたい~」と思いつっ、
今日もご来店のお客様に感動して頂けるように、笑顔で接客してまいります。